暑すぎて二階に行けないので
エアコンのある一階で横になつてゐる。
ねこが私に身体を寄せて寝てゐると屈託がゆるやかに溶けていくのを感じる。
元々の量と日々溜まる量を勘案すれば焼け石に水もいいところだが、それでもこの感覚は貴重なものだ。
世界とはかういふものだ。
わかつてゐる。わかつてはゐるのだ私程度の知性でも。
http://b.hatena.ne.jp/entry/cinnamon.hatenablog.com/entry/2013/06/22/195805
http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/qmanews/archives/52050381.html
だがそれを無条件で肯定などしない。するものか。
何書かうとしてたんだつけか。
未だに年度末の処理が私を苦しめてゐる件。そして私以外の担当者が軒並み異動して残つたままの案件について私が主に書いたり話したりしてゐた結果、対外的及び記録保管しておく書類からはかうなる可能性が非常に高い。
「全部お前が悪い」
私に責任がないとは言はない。贔屓目に見てもかなりあるだらうし、組織としては去つた者や新しく来た者の責任にすべきではないから残つた私の責に帰することは(私の目から見てさへ)多分正しい。
だが、今更いふまでもなく私は人間ができてゐないので釈然としない。私がほぼノータッチだつた案件まで私のせゐにされさうな勢ひなのだからなほさらだ。
多分こんな、高が知れてゐる割には先の見えない人生があと四半世紀ほど続くのだらうな。オラうんざりしてきたぞ。
自分の愚かさを噛みしめるときは
きつと涙のせゐで塩辛いに違ひない。いや夕飯のタラコおにぎり食べてゐるだけだけど。
それにしても私は三月の異動の内示をどうして蹴つてしまつたのか。一度内示を蹴つたがためにプロパーが居着かず育たない独法に出向する羽目になつた苦すぎる経験から何も学ばなかつたといふことか。