非配偶者間人工受精で

生まれた女性が、「AIDについて考える」なるサイトを開設してゐるさうな。産経新聞朝刊より。
彼女はかう訴へる。

「子供を一生騙し続けることがその子の幸せなんて親のエゴ。知ることがすべての子供にとって良い子ととは言えないけれど、偶然ばれるよりはいい」

これは風俗や不倫等の、余り人に言へぬ過去についても言へるのではなからうか。黙つてゐるのは相手への優しさなどではなく、単に我が身が可愛くて相手を裏切り続けてゐるだけに過ぎないと。
少なくとも隠してゐる側が「隠すのも思ひやり」といふのは筋が通るまいよ。