扁桃腺が痛むので

土曜もやつてゐる耳鼻科に行く。待つてゐる間新聞を読む。
祭りで人を刺した富山の女子高生どもは県立の定時制高校に籍を置いてゐたらしい。元富山県民としてそれだけで腑に落ちたりする自分に嫌悪を感じる。
それはいいのだが、かういふ学生が犯罪を犯したとき、まづ学校を指弾するマスゴミは低能といふほかない。埼玉で大麻をやつてゐた莫迦を警察に突き出さなかつたのとは訳が違ふだらう。誰でもいいから人を刺さうとする気違ひに必要なのは教育ではなく(隔離や洗脳、屠殺等による)無害化であり、いふまでもなく教師はその専門家ではない。学生の犯罪は必ず学校の責任に直結するものでもなからう。
名前が呼ばれたので診察室に。約一月前は咽喉の奥正面、先週は咽喉の奥左側が痛かつたのだが、今度は右側。医師にも苦笑された。抗生物質と嗽薬を処方して貰ふ。
帰りの書店で「水滸伝 十四―爪牙の章」(北方謙三著、集英社刊、ISBN:4087747115)を、肉屋で手羽肉とレバーを購入。肉屋はコロッケ等をおまけにつけてくれた。
心が弱つてゐるときは人の情けが身にしみる。