藤田流石だよ藤田。

在日の都職員が管理職試験を受けられなかつたことを違憲だとして提訴された件で、26日に最高裁大法廷が判決を下したわけだが、翌27日の社説で朝日が派手に噴き上がつてゐて失笑する。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html


そんなに働きたいのなら日本の国籍を取ればいいじゃないか。そう思う人もいるだろう。しかし、過去の日本とのかかわり、先祖や親兄弟、故国に寄せる思いから、日本国籍を取る気になれないという人も少なくない。
いや、日本国籍取りたくない人にわざわざ公務員になつてもらひたくないし。逆にいへば国籍とつて日本に忠誠誓ふなら、目が青からうが肌が黒からうが尻尾があらうが公務員になることは一国民として素直に歓迎したい。

鄭さんは日本語を母語とし、知識も経験もある。地域社会で住民サービスに打ち込む意欲も強い。そんな人材を活用しないのは社会全体の損失ではないか。
('A`)っgoogle:鄭香均 松井
管理職の適性云々以前に、公務員としての資質を先に問ふべきではなからうか。
さて、産経の判決要旨から藤田宙靖裁判官の補足意見を引用する。Scopeで最高裁のサイトから引用しようとしたが無理だつた。

現行法上、地方公務員への就任で、特別永住者がそれ以外の外国籍の者から区別され、優遇される根拠はない。
(中略)
一度管理職になれば、外国人の任用が許されないような職務を担当する可能性もあった。外国籍の者だけ、常に人事的な配慮をしなければならないと人事の流動性を著しく損なう可能性もある。
(以下略)
まつたくもつて仰せのとほりといふほかない。流石私の行政法(Ⅲ)の単位を落としてくれただけのことはある。
で、最後に春屋よりこのオバハンが敗訴して会見で述べた口上。
http://www.haruya.net/news/read.php?dat=1106788837

涙も出ないような情けない判決
涙も出ませんむしろ笑いが先に来ました
もうあきれはててここまでひどいとは思いませんでした
憲法判断一つすらしない 世界中に言いたい、日本には来るな!
日本で働かないほうがいい、と外国籍の人に言いたい
日本で働くということは、ロボットとなることです
人間として扱われない
涙も出ない、笑いが先に来る哀れな国だ
('A`)どうせロボットならこんな小汚いオバハンぢやなくてセリオがいいです、私。


自国民が自国を悪し様にいふのは我慢できても、余所の国民に言はれるのは不愉快極まりないものだ。その「感情」こそが外国籍の公務員が容認しがたい理由の一つであることくらゐ、半世紀も生きてりや気付いて然るべきだが。