送別会。

職場の送別会に参加。医者に止められてゐるのにすすめられるまま酒を飲んでしまふ。別にいいか、泣くの俺だし。
派遣社員のお姉様にあつさり鬱屈を見抜かれ、慰めてもらふ。先日のコメント欄をふと思ひ出した。確かに見る人は見てゐる。そしてそれだけでかなりいぢけた気分がほぐれるものだ。我ながら安上がりだが、費用対効果が優れてゐるに越したことはない。
そして出向元が同じ先輩に「我がない」と叱られた。黙つてゐてはいかん、萎縮してないで主張も質問も失敗もしろと。ごもつともで。どうも最近我々の出向元がこちらにろくな人材を寄越さない*1ことに忸怩たる思ひがあるらしい。見上げた方である。
残りの余生を消化試合と思つてゐる私としても、彼の足を引つ張るのは心苦しいので、来年度から少しは忠告を聞いて努力してみることにしたい。

*1:その筆頭が私、といへばそれはそれで格好がつくが、良くも悪くも私は全く目立つてゐない。