万愚節の朝日クオリティ。

http://www.asahi.com/paper/editorial20050401.html
「国旗・国歌 卒業式を生徒に返そう」との社説。題名だけ見て、けふは四月一日だから朝日が正気を「演じて」前非を悔い、教師を使嗾して生徒に下らぬ思想を注入した過去を自己批判したのかと思つた私は、まだまだ朝日に対する理解とか愛とか角度とかもろもろ足りない。


私たちは、卒業式に国旗を掲げ、国歌を歌うことに反対しているのではない。都教委が処分までして強制するのは行き過ぎだと考える。
さう遠くない昔、日の丸や君が代には国旗国歌たる法的根拠がないから卒業式には不要とぬかした莫迦が騒いだ結果だらうに。

こんなやり方で、やわらかな心を持つ若者たちが日本の国旗や国歌を心から好きになれるだろうか。
少なくとも自分で考へる習慣を持たない「軟らかな頭」を持つ若者たちは安易に洗脳されたやうだから、逆洗脳も容易だらうよ。

生徒が感動し、なつかしく思い出す、そんな卒業式を彼らに返したい。
…誰が奪つたのか考へてからものを書いた方がよい。