本日の調達品。
- 作者: 若宮弘明
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/04/15
- メディア: コミック
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扱き下ろすだけではアレなので見るべき点を挙げておくと、「女」と「老女」の描き分けが高橋留美子なみに極端で、どんな美人も年喰つてしまへばけつたくその悪いババアになると暗示してゐるところあたりか。
- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/03/26
- メディア: 単行本
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クラック・ハウンド 聖人の条件 (トクマ・ノベルズ EDGE)
- 作者: 榊一郎,小河原亮
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2005/04/16
- メディア: 新書
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勝手に忖度すると、氏の目には今ここにある世界もさう見えてゐるのではなからうか。
かくいふ私も江藤淳の占領三部作を読んで以降、我が国のありやうについて似たやうな気分を抱いてゐたりするのだが。
- 作者: 横山信義
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/04/25
- メディア: 単行本
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真珠湾の「騙し討ち」が日米双方にとつて余りにも不幸な影を現在に至るまで落としてゐることに暗澹とする。仮に奇襲前に間に合つたとして、当初の予定どおり攻撃の三十分前の宣戦布告では、やはり禍根を残したとは思ふがそれでも絶対にやつてはならなかつた失策だ。害務省の関係者は罪万死に値する。今からでは遅きに過ぎるが、名誉剥奪措置をとるべきだらう。
ちなみに当時の在米外交官達は、事務次官になつた者どころか先帝陛下の側近になつた者さへゐる。文字通り正真正銘の「君側の奸」といふ奴である。
これは未だに理解しない人が多いが、我が国には「右翼」といふものは存在しない。祖国に大きな害を為した彼らが天寿を全うできたといふことが何よりの証明であらう*1。
- 作者: 北方謙三
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/04/26
- メディア: 単行本
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