晴れた日には午後休を取つて。

前の職場で一緒だつたT1氏について先月めでたく嫡子を授かつたとのことで、前職場関係者で祝宴を設けた。
開始時間の半時間前にY氏と合流。別にこんなに早く来る必要はなかつたが、早く来てしまつたのは仕方がないので、氏としばし根津を雑談しつつ散策。
時間の5分前になつたので、今回の会場の居酒屋「車屋」に。入り口の椅子の上で寝てゐた猫を一撫でしてから、宴席のある二階に上がる。誰もゐない。皆の時間のルーズさに呆れつつ、Y氏と瓶ビールを開ける。ほどなくK氏が到着。更にしばらく後、主賓のT1氏、及びT2氏が。早速出産祝ひとして、

を渡す。氏があらうことか子供が出来る行為をした覚えがないと仰せなので、私としても贈物の選択には気を遣つたつもりだ。「十で神童、十五で才子」を地で行つた*1私が贈るに相応しい物だと自負してゐる。ちなみに私は「二十歳過ぎればただの人」どころか、三十目前にして「ただの人」の差別対象たる喪男でしかない。お父さんお母さん、産まれてきてごめんなさい。多分四十まで持たないからあとしばしの辛抱です。
主賓の到着後、残りの参加者数名が次々とやつてきた。全員揃つたところで乾杯して談笑。
正直談笑の内容は記憶してゐない。T1氏が「世界には国境はないんだ、我々も恥丘*2人としての自覚が必要だ」とか高説をぶつてゐた気はする。つまり余りにもくだらな過ぎて記憶にも残らない下品な内容に終始したわけだが、実に楽しい時間だつた。かういふひとときは今の私にとつて何よりも貴重だ。
散会後根津から西日暮里経由で帰路に着いた。

*1:神童はちと誇大表現だが。

*2:先に書いておくが、誤変換ではない。