鍵の探索。

帰宅後なくした鍵を探索。財布を置いた位置周辺の発掘作業。見つからない。余り深く掘り過ぎるとイヤなものを発見しかねないので別の場所の探索に移る。
結局候補地全てにおいて発見できなかつたので、横になつて善後策を練る。


「今日のところはとりあへず寝よう。」


実に私らしく適当かつ投げ遣りな結論に達したので寝ることに。
さて。以前余りにも下らない事情で布団を失つた私は、新聞の上で寝てゐる。屋内でなければホームレスさながらだが、流石に一年もかうしてゐると慣れた。実のところ別の布団は随分前から用意してあつたりするのだが、「布団カバーをかけるのと布団を敷くスペースを作るのが面倒」といふ理由で放置プレイ中である。我ながらここまで物臭で良いのだらうか。
で、現在の私の寝床たる新聞紙だが、寝そべつて思索に耽つてゐたうちに、汗で湿つて凄いことになつてゐた。寝そべつてゐたままならそのまま意地で寝てしまふのだが、起き上がつてしまつた以上流石の私もこの上で寝るのはイヤなので、仕方なく新聞紙を取り替へることにする。
何か巨大ハムスターの世話をしてゐるやうな気分になりながら、新聞紙を片付けてゐると鍵を発見した。発見した位置及び深度、ついでに変色具合からするに、今回なくした鍵ではなく以前になくした鍵のやうだ。
しかしながら鍵は鍵であり、目的は見事果たされた。といふわけで自らの適切な判断を誇りつつ、意気揚々と気分良く寝ることにする。
このエントリを読んだ人々はさぞかし気分が悪くなつたらうと推察するが、何、私の日記を見る方が悪いのである。大体人の日記を見るなんて下品だと思はないかねキミ<某国人も驚愕の言ひがかり