ほつときなさいよ 世界のまづしさ

id:overtech氏の昨日の日記。ルワンダの部族虐殺を扱つた問題作が日本では放映されないらしい。
http://d.hatena.ne.jp/overtech/20050712#1121139142
で、ルワンダといへば作家の曾野綾子氏が度々「『アフリカの真相』社出版の『ルワンダ そんなにイノセントではない 女性が殺人者になるとき』」といふ本を紹介してゐる。で、探してみた。アマゾンにも紀伊国屋にも丸善にもない。これは捏造ニダ! とやらうと思つたが、私は5代前の先祖が何をしてゐたかなんざ知る筈もないといふ生粋の日本人(下層階級)である。といふわけで「アフリカの真相」でぐぐる
…出てこない。代はりにこんなのを見つけた。ちと長いが転載する。


日本では
「アフリカ=貧困、だから援助が必要、開発すべきである」
というとんでもない偏見がまかり通っています。

これはアフリカの国々を援助するための
ODA予算を削減されたくない日本の外務省
が日本のメディアやNGOなどと力を合わせて行っているプロパガンダ(宣伝活動)なのです。このカラクリについては別に実例をあげて詳しく解説します。

もちろん実際のアフリカはそんな「貧困大陸」ではありません。今のアフリカは豊かになっていて、日本人よりも豊かな暮らしをする人々もたくさんいます。
いつまでも餓えや貧困に苦しむアフリカではないのです。

日本では知られていない事実の一つとして、アフリカにおける、日本人をはじめとする東洋人に対する強い差別があります。当研究所の日本人メンバーも、一人の例外なくアフリカでの日本人差別を経験しています。

道を歩いていて、いきなり罵声を浴びたり、石を投げられた人もいます。

こんなアフリカ人の日本人差別は、日本では全くというほど報道されていません。

実は、当研究所にも外務省や在外の日本大使館、さらには国連や世界銀行などの国際機関などで働いていた経験を持つ者も少なくありません。そんな彼らでさえ、「豊かなアフリカ」や「東洋人差別」を取り上げる事はタブーであったと言います。アフリカは貧しくて可哀相な国だというレッテルをはり続け、
アフリカへの援助を続ける事で甘い汁を吸っている連中が日本のODA関係者のみならず、世界中にもたくさんいる
ということなのです。

このメルマガは、日本にはびこる、意味もなくアフリカを絶賛しアフリカの貧困を必要以上に誇張して、ヒステリックに援助を訴える偽善的なメッセージに対する強烈なアンチテーゼとなるでしょう。今までの「アフリカ絶賛」とは全く方向性の違う、かなり辛口の批評が続くことになりますが、少しでも多くの日本人に、本当のアフリカの姿を知ってもらいたいという一念からの辛辣な情報であるとご理解下さい。

('A`) これは害務省を解体するしかありませんね


で、blogmapをみるとこんなのがある。
http://www.hottokenai.jp/
そしてこれを取り上げてゐる人々。
http://1470.net/bm/urlinfo/14364300
お目出度いにも程があるとは思ひませんか喪前ら。


そしてすつかり忘れ去つてゐた曾野綾子氏御紹介の書籍。
Rwanda: Not So Innocent - When Women Become Killers

Rwanda: Not So Innocent - When Women Become Killers

('A`) 洋書ぢやねえか
そりや国会図書館のサイトでも見つからないわけだ。といふか洋書なら横文字で題名書いてほしい。
ついでだからルワンダ関連書籍。
ジェノサイドの丘〈上〉―ルワンダ虐殺の隠された真実

ジェノサイドの丘〈上〉―ルワンダ虐殺の隠された真実

ジェノサイドの丘〈下〉―ルワンダ虐殺の隠された真実

ジェノサイドの丘〈下〉―ルワンダ虐殺の隠された真実

('A`) それでも貴方はほつとけませんか?