六時半過ぎ。

うたわれるもの」は結構良かつたと三時過ぎに床に着く。目覚めて時計を眺め、六時半過ぎを指してゐることに驚愕。こんな時間ぢや休日出勤は論外だらうからシュヴァルツシルトⅢ+Ⅳでも買ひに行くか、いやでも今の所持金百六十円だと思考は千々に乱れる。
仕方がないからとりあへず寝直すかと決心しかけてふと時報を聞く。午前だつた。寝直さなくて良かつた。
…洗濯して風呂入つたら大人しく仕事に行きますか。