本日の調達品。

私がラノベや漫画しか読まないと思つたら大間違ひだ諸君。

フィレンツェ名門貴族の処世術―リコルディ (講談社学術文庫)

フィレンツェ名門貴族の処世術―リコルディ (講談社学術文庫)


 六六 自由を語る人
 これ見よがしに自由についてお説教する手あいを信用してはならない。というわけは、連中のほとんど全部が全部、というよりも一人残らず、自分の利益のための思わくで動いているにちがいないからである。つまり専制政府のもとでも、よりよい地位を手に入れることができそうだと思うと、こんな連中がその地位めがけて殺到するという実例を、いやというほど体験させられてきたし、またそれはまぎれもない事実なのである。


自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門 (講談社現代新書)

自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門 (講談社現代新書)