これはひどい。

本日の赤匪新聞、ではなくて朝日新聞の社説。
http://www.asahi.com/paper/editorial20070217.html削除対策用WEB魚拓

防衛秘密捜査 知る権利が危うい

まあ全文はリンク先で読んで貰ふとして。


 公海上で起きた中国潜水艦の事故がそれほど重大な秘密なのだろうか。米軍からの情報が含まれていたとしても、その記事だけで米軍の探知能力や行動が分かってしまうというものではあるまい。むしろ、中国の潜水艦の動きや事故を知るのは国民にとって重要なことだろう。
かういふ太平楽並べられても困るのだが。

さて。「前衛」といふ言葉がある。「党は労働者階級の前衛党として〜」云々といふ表現に用ゐられる。そして、「民主集中制」といふ言葉がある。簡単に説明すると「独裁」とイコールである。当人たちはさうは思つてゐないらしいが。
上記の言葉を踏まへた上で今一度朝日新聞の社説を読んでみてほしい。彼らのいふところの「国民」は「日本国」ではなく「中華人民共和国」の国民であることが容易に理解できるだらう。で、名目はともあれ、かの国はいまだに「前衛」党たる共産党が「民主集中制」で支配してゐることに疑ひの余地はない。つまりこの社説の「国民の知る権利」とは、「中共の指導部が日米の諜報能力の水準を知る権利」に他ならない。
とんだ第五列だ。毛沢東勲章とか欲しいのだらうか。そんなのがあるのか知らんけど。