本日の調達品。
仕事帰りに神田に寄つて「みなみけ」の最新刊を入手しようとしたらありませんでしたよええ。
- 作者: やまむらはじめ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/07/19
- メディア: コミック
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でも買ふんだけどね。
- 作者: 菊地秀行,末弥純
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2007/09/01
- メディア: 新書
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以前「魔界都市ブルース」の表紙絵が小畑健になつてゐたときは少なからず驚愕した(そして買ふのを躊躇した)が、本作品はお馴染みの末弥純氏である。魔界都市シリーズはかうでなくてはいけない。
話は変はるが本を物色してゐたら、赤城毅の「有翼騎士団」が新装版になつてゐた。手にとつてみると表紙絵がやまむらはじめである。で、上にも書いたんだが、この人のキャラはとかく目つきが悪い。だもんで「亡国のお姫様を少年の面影を残す日本の士族の青年が助けて獅子奮迅」といふ如何にもラノベチックなお話の雰囲気が妙なことになつてしまつてゐる。新装版も、旧版の如何にもラノベでございといふ感じの絵師(失礼ながら名前を記憶してゐない)の方に任せるべきではなかつたらうか。
秋せつらを小畑健に描かせた暴挙といひ、最近の編集者は一体何を考へてゐるのであらう。念のため言つておくと、両人の絵が下手だといつてゐるわけではない。幾ら絵が上手くとも作品のカラーに合はない絵を選ぶのは筆者にも絵師にも失礼な話ではないかといつてゐるのである。例へば涼宮ハルヒの挿絵がいとうのいぢではなく伊藤悠(漫画版『皇国の守護者』を描いてゐる人)の絵であつたらどうだらう、さういふ話である。
かう思つてゐるのは少数派なのであらうか。