さて無事(?)終了したわけだが。

見合ひは先方の実家のある糸魚川にて行はれた。この糸魚川といふ町は翡翠の産地なので駅前の「ヒスイ王国館」なる土産物屋を始め、各種翡翠関係の売店や展示館があるといふのに月厨どもが門前ならぬ駅前市をなさぬのは実に怪しからんことである。
で、何の話だつけか。ああ、見合ひについては私は人見知りする口だしお相手の方も口から先に生まれてきた類の人ではないので話は弾みませんでしたよええ。
それでもメアドは頂いたからこの年末の忙しいときに時間を割いてくれたことへのお礼がてら何か書かねばならないわけだが。対面の席では伏せてゐた鬱病のことも明かさねばなるまい。職場以外には公表してゐない、といふよりここでかうして書いてゐる以上身内以外にはオープンにしてゐるわけだが、流石に母や親戚一同に知られるのは避けたかつたが仕方がないか。
ああ、ちなみに相手の方は事前に聞いてゐた通り地味だつたが良い方でした。実家が山持つてるとかその実家がでかい(これは田舎の古い家なら珍しいといふほどではないが)とか、「何でこの見合ひ話に応じたん?*1」とますます訝しくなつたけど。

*1:私の釣書からは私の人物像が見えなかつたからださうです。そらあんなところで地は出せませんがな。