これが「ピカの毒」か。

糞つたれな休日出勤を切り上げ、池袋に。博多天神でラーメン食つてから帰らうと駅から出る。出口では車椅子に乗つた初老の女性が奇妙な節回しで怒鳴つてゐた。
ラーメンを食べ駅に戻ると、若干位置は異なるもののほぼ同じ場所でまだ怒鳴つてゐる。何となく耳をすませてみると、どうやら坂本九の「明日があるさ」の歌詞を反原発の主張に置き換へて歌つてゐるやうだ。
多くの人が行き交ふ街でアカペラで歌ふとは何と恐ろしい症状か。なるほど放射線とは恐ろしいものらしい。京都人が被災地から送られてきた棒きれを焼く焼かないで醜態を晒すわけだ。