要らんトリビアを聞いたので。

国会便覧とかいふ本がある。議員の経歴とかが掲載されてゐる、政治ゴロや霞ヶ関のお役人以外に誰が利用してゐるのか私には理解しかねるシロモノだ。
先日まで公設秘書問題が取り沙汰されてゐたわけだが、この本にも当然議員の政策秘書や公設秘書の氏名が掲載されてゐる(らしい)。
ところが、だ。この本には必ず公設秘書の氏名を掲載せねばならないといふ縛りがないらしく、本によれば公設秘書は空席だが、実際は身内を公設秘書にしてゐる例があつたさうな。腐つてやがるな。
で、自民党とかは後継者の問題があるから、親族を公設秘書にすることを禁止されるのは嫌らしい。「職業選択の自由」を阻害するとか御託を並べて。
莫迦ぢやねえか。餓鬼は私設秘書にして、自分の腹心を公設秘書にすればいいぢやねえか。腹心がゐないやうな懐の狭い奴はそもそも政治家になんざなるな。
あと別に自分の秘書にしなくとも、自分の先輩議員のところに放り込んで雑巾がけからやらせるとかしたらいいんでないの?
試験に合格して、身内の政策秘書をやるなら私は何も文句は言はないけどね。