三莫迦拉致事件。

自分の身内が危険なところに行くのに止めもしなかつたくせに自衛隊を撤退させろと気色ばむ家族や、小沢チルドレン&泥船社民丸からの脱出組+αが27人も自衛隊を撤退させろと叫んだりした民主党の体たらくなど、この日記で扱ふのに実に相応しい光景だつたが、今まで取り上げてこなかつた。

  • 年度末の後始末で色々面倒だつた
  • DQ5メタルスライムのスカウトに忙しかつた
  • そろそろ風俗に行きたいが金が無かつた

等の実に重要な理由かあり、このやうな些事を取り上げるのが面倒だつたのだ。
さうかうしてゐるうちに事件は終息するやうだ。我ながら出遅れ過ぎ。当初は「彼等は何らかの報酬(精神的満足感含め)を手にするためにリスク覚悟でイラクに入ったんだから、丁と出るか半と出るかお手並み拝見」と書くつもりだつた。
別に今のイラクが乳と蜜の流れる地だと思つて行つたわけぢやあるまいし、最悪の場合現地の武装勢力やテロリストに捕殺されることも可能性としては考慮の上だらう。また仮に捕縛の憂き目にあつたとしても、ヘタレで名高い我が国が「命どぅ宝」とイモを引く可能性もけして低いものではなかつた筈だ。さういふことを勘案した上で、得られる報酬やプロ市民としての名誉の方が算盤勘定で勝つたのだらう。称賛すべきとは思はないが難詰するほどでもなからう。読みを外したら「地球よりも重い」らしい大事な大事な命を失ふんだし。



ごめん、やはり真面目に論じる気になれんわ。今までのテロリストのそれとは異なる声明文の内容と公表スタイルはまあいいとしても、西暦はねえだらう、西暦は。非イスラム的なバース党(佐藤大輔御大によれば)、つまりはフセイン政権の残党かと無理に解釈してゐたが、無事解放するとの報道で気が抜けた。ぶつちやけ自作自演だらう?
三人のせゐで株価が大幅に下落して大損こいた連中も多いやうだし、これから大変だねとだけ云つておくか。