晴れた日には午後休をとつて

('A`)都内の一部では通り雨があつたやうだがな。急な通り雨は目の保養の味方だ。車内にゐた私には関係ないが。
といふわけで秋葉原にやつてきた。待ち時間に「国民の憲法改正 祖先の叡智 日本の魂」(ビジネス社刊、中川八洋著、ISBN:4828411275)を読む。
人の権利や自由は祖先から相続したものであるといふ、至極真つ当なことが、氏の筆にかかると妙に矯激になるのが実にをかしい。現憲法国民主権、平和主義、基本的人権の尊重などは机上の空論どころか有害なカルト的言説であると切り捨ててゐて痛快ですらある。
生まれながらに与へられる自由や権利など存在しない、北朝鮮やアフリカなどで悲惨な生を送る人々のどこにそれがあると主張する氏は、我が国で暖衣飽食しながら自然権を喋々する連中より余程誠実なのだらう。優しくすらあるかもしれない。
診察は5分もせずに終了。予想より随分良かつたらしく、まだ傷があるから三週間後に一応まう一度様子を見てみようといふことに。
で、アルコールと風俗解禁はまだですか、先生。