昼。

郵便局で金を引き出し、通帳に記帳する。歩きながら携帯で昨日のロト6の結果を確認し、人並みの生涯収入を確保したいといふささやかな願ひがまたも叶はなかつたことを知る。
宝くじを当てるか博打で勝つかくらゐしか、私が人並みになれる見込みはないのだが、当然ながら見込みは薄い。さういへば、昔何を思つたか竹藪に大金の入つた金庫を「置いて」ゐた宗教政党があつたな。私の近所の空き地に同じやうに金銭を保管してくれると有難いのだが。
かういふことを書いてゐると、そのうち引つ込み思案な私の背中を押してくれる人が現れるかも知れない。
駅のホームの白線際で。


そんなことを考へながら歩いてゐるうちに靖国に着いた。いつも通り参拝。そして食事。