承前。

上の件の父親だが、生活費はきちんと払つてゐたと主張してゐる。
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20040915/20040915i105-yol.html


「まっかなうそ。同情を得ようと言っているのだろう」と怒り、
「生活費も入れずに珍走時代の先輩とその子供に居座られる」といふ状況は、確かに一定の同情は買へるだらう。だがそれが子供達への虐待を正当化できる程かと問はれれば普通の人は否定するだらうし、ましてや子供達を殺害するといふ行為を贖ふに足るかといへば、倫理に疎い私でも否定せざるを得ない。
といふわけで下山某がわざわざそんな嘘を吐くか私には疑問である。むしろ下山某の供述により自分が非難される*1前に防御策を取つたのではなからうかと邪推してしまふ。
もつとも、珍上がりで覚醒剤までやつてゐる下山某の言など一顧だに値しないといふのも十分説得的であるし、そもそも一般人の同情など買ふ必要はなく、鬼畜や気違ひに優しい弁護士や判事相手に同情を買へれば充分だといふのも戦術としては首肯できる。
下司な勘繰りをしておいてあれだが、こつちが正しい気もするな。

「光熱費は下山容疑者ではない、別の人間が払っていた。食費は半分は自分が負担した」などと話した。
何か良く判らん話だが、一言だけ。
('A`)ねえ、家賃は?

*1:人死にが出ると、遺族に手紙書いたり電話かけたりして中傷する連中が後を絶たないからねえ。ここでこんなこと書く私の云へた義理ぢやあないけれども。