ディアッカ。ぢやなくて痔悪化。

といふわけで久方ぶりの高円寺。診察を受け、またしても指を突つ込まれてこねくり回され、膿が溜まつてゐることを確認。アナルに異物を突つ込まれて喜ぶ男と私とは、房事について共通の理解に達することは不可能であることも再度確認。
今回は切開して排膿し、後日根治手術を受けることになるが、今回は前の患者がゐるらしく、11時に処置開始といふことで一旦医院を出て時間を潰す。
戻つてきたところでロッカー室に案内され、手術着に着替へる。渡されたトランクスは尻に切れ込みが入つてゐた。しばらくマッサージチェアに腰掛けてその時を待つ。
私の名が呼ばれた。部屋に入るといかにも手術室といつた風情である。覚悟を決めて手術台に横たはる。何故か血圧を測られ、点滴を受ける。点滴は麻酔ださうで、軽い眠気を感じたところで処置開始。確かに余り痛くない。血膿で変色したガーゼを眺めながら手術台の上でしばし微睡む。
下肢の痺れがなくなつてきたところで手術台を下り、ロッカー室のマッサージチェアでまたしても微睡む。体がほぼ思ひ通りに動くやうになつたので着替へを済ませ、精算する。1万円近く持つて行かれた。3割負担のきつさに溜息が出る。今年は確定申告できるんぢやなからうか。
処方箋を手に薬局で薬を貰つてゐるとH氏から着信が。うちに来たいさうなので道草せずに帰ることにした。