六本木の大開脚、築地の飛躍

けふはカーチス・ルメイなる外道が完成させた、市街地の夜間低高度爆撃戦術により民間人が約10万人殺害された東京大空襲から60年目である。ちなみに彼はこの戦術にまつたく倫理的問題を感じなかつたらしく、その偽善を排する姿勢は善人面した白人どもより余程好感が持てる。同胞の大量殺戮を行なつた彼に、勲一等を与へた日本政府の豪儀さには欠片も好感が持てないけれども。
それはさておき本日の朝日新聞の社説。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html


東京大空襲から10日で60年になる。
太平洋戦争の末期、大都市から地方都市まで、全土が米軍の無差別爆撃にさらされた。その犠牲者は広島、長崎の原爆による約30万人に匹敵するといわれる。
とりわけ、東京大空襲では10万人が亡くなったとされている。当時の陸軍記念日をねらっての攻撃だった。
ごく短期間に歩兵だけで同様の「戦果」を南京で達成したといふ*1大日本帝国軍が敗北したのは歴史の大きな謎なわけだが。
それはさておき、かういふ書き出しで始まるこの文章は、

大空襲の被害の実態を立体的に明らかにすることは、日本が加害者だった時代に生きたアジアの人々の嘆きの深さを共有し、イラクで続く理不尽な死への住民の怒りを理解することにつながる。
と結ばれる。何がどうつながるのかさつぱり理解できないが、これも朝日クオリティなのだらう。
こんなつなげ方がアリならば、「シャラポワの乳首を真似て、付け乳首をしてゐる女への男の怒り」とかもつなげて構はない気がする。

*1:朝日他左巻きの連中によれば、だが。