まだ治らないのか。

かなり少なくなつてきたとはいへ、まだ膿の漏出が止まらない。といふわけで今週も高円寺にやつてきた。
駅を出ると駅前のロータリーに奇妙な光景が。馬がゐる。余りに周囲にそぐはない絵面に近寄つてみる。馬にしては随分小さい。大形犬より二回り大きいくらゐか。立て掛けられてゐる板には「介護馬 盲導馬」とある。確かにケダモノと戯れることには癒しの効果があるかもしれないが、介護つて一体何させるんだ? それに盲導馬つてのは一体…? 店に馬連れて入るつてのはかなり勇気が要ると思ふが。色々疑問はあつたが医者に行かねばならないのでその場を後に。
医院につき診察を受ける。病理検査の結果について、悪性と見られる所見はないとのことで安堵した。
薬局で薬を受け取つた後、郵便局のATMに行き小銭を預けようとしたら機械が故障。係員が来るまで待つ羽目に。ブックオフで立ち読みして時間を潰した後に、機械から取り出した金を返却してもらつた。
駅前にはまだ馬がゐた。人も集まつてゐるやうだ。しばらく馬を眺めた後、設立趣旨書をもらひ高円寺を後に。一応募金もしておいた。
設立趣旨書の文中、団体名(ヒューマンミニチュアホースクラブ)のところが明らかに切り貼りしてコピーした後が見受けられた。団体名を変更したのだらうか。
趣旨書を見るに、「馬は視界も350度と広く警戒心も強い」こと、「馬の痔命*1は25〜30年と長い」ことなどがメリットとして挙げられてゐた。
盲導馬の育成は現在実動訓練の前段階ださうだ。発想としては悪くないし、何より絵面が面白さうなので普及してもらひたいものである。