忘年会。

研修終了後、その旨を職場の上司に伝へ、何か問題が発生したかを念のため聞いてみる。…あつたらしい。詳しく聞くと戻らねばならないだらうと思ひ*1、直帰の許可を得てそのまま本日の業務は終了。本日の忘年会の幹事として大塚に向かふ。もつとも店を予約したのは私ではなかつたりするが。
予定より早めに大塚に着く。携帯の電池残量が大変心許ないので、漫画喫茶にて充電。七時少し前に店を出て駅前で待つ。
…七時を過ぎても誰も来ない。寒い時代だと思はんかとひとりごちつつ、それでも待つ。しばらくすると店を実際に予約したY氏が来た。開始時間は七時半だつたことをその時に知る。続いてT氏たちが来た時点で店に移動して貰ひ、私は後から来る面子を案内するために駅前で再び待つ。
…一時間前後待つた時点で店に入つてゐたN氏から何回目かの電話。最後の一人を待つのは諦め、私も店に向かふ。
店に着いた。席は奥らしい。当たり前だが皆かなり酒が入つてゐるやうだ。素面の私は微かな疎外感を感じつつ空いた席に座り、注がれるままにビールを呷る。
しばし談笑。T氏は先日生まれた長男の写真を携帯の待ち受けにしてゐて自慢し、予想を上回る親馬鹿ぶりを発揮してゐた。娘だけに甘いつもりのI氏もまた、息子に対しても十分に親馬鹿であつた。生まれてこの方愚劣さには不足を覚えたことはないが、親馬鹿といふのは私が手に入れられさうもない愚かさであることはまづ間違ひないところだ。
一次会で締めて解散。ところでこの面子で混浴温泉に行くといふ話は一体いつ実現するのだらうか。

*1:これを書いてゐる月曜の時点で知らされたが、胃腸に来る類の結構なミスをやらかしてゐた。