飯。

朝三時までやつてゐるといふ寿司屋にて食事。回転寿司ではない寿司屋に入るのは何年ぶりだらうか。
大ぶりの湯呑みに注がれた芋焼酎を舐めながら御通しのアン肝をつつく。アン肝といふことは何か、やはりここで「シャッキリポン」なる意味不明の形容を用ゐてその妙味を讃へるべきかしばし迷ふ。
かうして莫迦なことを日々綴り、己の品性を露天商のバナナのやうに叩き売れる私でも、国を売ることはできないといふ結論に達したので結局何もいはなかつたが。
セットの他に鮭のハラス焼、かんぱち、鯖で合計約4,500円。かなり豪勢な食事になつたが、検査が(ポリープの除去がなかつたので)検査だけで済んだため安く上がつたので気にしないことにする。
で、この後どうすんだ俺。終電なんかとつくの昔に終つてるんだが。