鴻毛より軽いと聞いてはゐたが。
本日の産経地方欄(埼玉)。
交通死亡事故の女性教諭を停職
二段組の記事では詳細がわからないのでこの女性教諭を非難する気はあまりない。
交通事故を起こし、相手を死亡させたとしてさいたま市教委は十六日、市立小学校の女性教諭(三七)を停職三月の懲戒処分とした。
(以下略)
ちなみにこの記事の左隣の記事。
痴漢の県職員停職6月
彩の国さいたま的には人を死なせるより人の乳や尻をなぶる方が重罪らしい。
県人事課は十六日、朝霞県土整備事務所に勤める男性主査級職員(五六)が電車内で女子高生(十八)に痴漢行為をしたとして県迷惑行為防止条例違反罪で罰金三十万円を支払ったことを受け、この男性職員を停職六月の懲戒処分にしたと発表した。
嫌味はここまでにしてかういふことになつた要素を抽出してみる。
- 加害者の性別
- 被害者の性別
- 男女共同(ry、男性なら責任は軽く、女性なら重くなる。
- え、違ふつて? フェミニズムつて(ry
- 被害者の生死
- 人権思想に基づいて、死亡した者は法的には「者」ではなく「物」だから責任は軽くなる。
- 私が人権屋兼業の法律屋を見下す理由がこれ。
- 「命どぅ宝」つてことかと。
- 加害者の職業
- 教師なら軽くなる。何故なら聖職者だから。
- 確か日教組あたりが教師は聖職者ではなく労働者だと主張してゐた気がするが、かうして優遇されてゐるところをみるとその主張は通らなかつたらしい。残念ですね(棒読み)。
素晴らしいな、二十一世紀の日本は。とてもあと一世紀程度で直立二足歩行型猫型ロボットが実用化するとは思へない。