詩人の魂よ、 宇宙に飛んで永遠の喜びの中に漂い給へ…!

詩人の宗左近氏が亡くなられたさうな。宗左近氏の作詞された曲の中で最も有名なのはやはりこれだらう。


『宇宙の奥の宇宙まで』

                             作詩 宗 左近
                             作曲 三善 晃

1.ここ 曙の湧きでる丘 清陵
  目をあげて きみとぼく きみとぼく 光と光
  涙のなかからも きらめかねばならない 若い稲妻 ゆんゆん
  ああ 何のために人間はいるのか
  発信しよう 激しい愛を
  青さのむこう 昼の空の星にまで
  発信 ゆんゆん 発信 ゆんゆん 発信 ゆんゆん 光と光

 2.ここ そよ風の生まれでる丘 清陵
   顔あげて あなたとわたし あなたとわたし 緑と緑
   悶えのなかからも 炎えあがらねばならない 若い竜巻 よんよん
   ああ 何のために世界はあるのか
   受信しよう 熱い祈りを
   苦しみのむこう 夜の底の太陽からも
   受信 よんよん 受信 よんよん 受信 よんよん 緑と緑

  3.いま 青春の噴きでる丘 清陵
    声あげて みんなとみんな みんなとみんな 未来と未来
    絶望のなかからも 歌いださねばならない 若い積乱雲 やんやん
    ああ 何のために地球はあるのか
    交信しよう 美しい夢を
    悲しみのむこう 宇宙の奥の宇宙まで
    交信 やんやん 交信 やんやん 交信 やんやん 未来と未来
    清陵 清陵

これも有名だな。

透明の芯の芯(市川讃歌)


1.夕焼け おお 生命が炎える
  市川 夢の常夜燈
  舞う 縄文の蛍たち
  少女の乳首の尖きに富士とがり
  恋の継ぎ橋に立ちすくむ若者の瞳に
  どんな鳥が歌ってくれなかったろうか
  幸福より長い永遠はありはしないと
  市川 炎える生命
  常夜燈の夢


2.星明り ああ 暗闇が祈る
  市川 伏流水の歌
  跳ねる 影の魚たち
  若者の眉の上に銀河雪崩れ
  雲の涯に身を投げる少女の足裏
  どんな波が叫んでくれなかったろうか
  瞬間より深い宇宙はありはしないと
  市川 祈る暗闇
  歌の伏流水


3.曙 いま 世界が垂直
  市川 芯の芯の透明
  はばたく 虹の風たち
  恋の継ぎ橋を渡る若者の瞳に
  尖りはじめる少女の乳首の富士
  どんな光が祝ってくれないだろうか
  永遠と瞬間の沸りあう今こそが未来と
  市川 垂直が世界
  透明の芯の芯

この無駄にスケールの大きな歌詞ときたらどうだ。これらの曲が喪はれるのは余りに惜しいので提案してみた。後悔は余りしてゐない。
http://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=59117
政治的には私と対極に立つ思想の方であり、年齢からいつても大往生といつて良いのだらうが、それでも私はその死を惜しみたい。謹んで冥福を祈る。ついでにこのエントリがJASRACに通報されないことも祈る。

宗左近の世界(6/25追記)。

ここに宗左近氏の詩が多数貼られてゐたので転載する。
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1151074396/


「海」


作詞:宗左近/作曲:三善晃

1.波 波 波 波  ヅヅアァル ヅワァル
  送りながら 送られながら ゆれている 生命(いのち)どこまでも
  宝石のしぶきのあけぼの

2.ふるさとよ 雪崩れこんでいる宇宙のかなた
  はじけでる 水平線 青い薔薇 のぼり
  ああ海 虹の芯の芯の花 ワオォン ヅワァル

3.歌 歌 歌 歌 ヅヅアァル ヅアァル
  弾みながら 弾まされながら 鳴っている 生命 どこまでも
  悦びのしぶきの眞昼

4.世界よ 雪崩れこんでいる宇宙のかなた
  ふきあがる 水平線 黄いろい薔薇 咲いて
  ああ海 光の瞳の瞳の花 ワオォン ヅワァル

5.雲 雲 雲 雲 ヅヅアァル ヅワァル
  超えながら 超えられながら 沸っている(たぎっている)
  生命 いつまでも 未来のしぶきの夕映え

6.地球よ 雪崩れこんでいる宇宙のかなた
  くるめきでる 水平線 赤い薔薇 燃えて
  ああ海 夢の炎の炎の花 ワオォン ヅワァル


千葉県館山市立第三中学校校歌「透明光体(たましい)」

作詩:宗左近/作曲:三善晃

1.見つめよう みんな 朝焼けだ 瞳のなかから 燃えてくる
  ともだち 先生 朱い空 ああ熱い愛の 同心円
  沸りたて 光の渦 渦巻け 光
  暗い悲しみの雲までも 美しい地球の音符となって
  太平洋 日本のきらめきの先端
  館山 ぼくたちの わたしたちの 館山第三中学校

2.信じよう みんな 太陽だ 胸のなかなら はじけでる
  希望 勇気 高い空 ああ明日の青さの 懸垂線
  吹きおこれ 光の風 風となれ 光
  重い苦しみの岩までも 明るい真昼の楽器となって
  ふるさと 祈りのきらめきの先端
  館山 海の子の 山の子の 館山第三中学校

3.歌おうよ みんな 未来だ 心のなかから あふれでる
  宝石 虹 遠い空 ああ夢の天体 望遠鏡
  舞いあがれ 光の翼 はばたけ 光
  激しい悶えの嵐までも 新しい銀河の音楽となって
  館山 生まれてくる ひろがってくる
  おお宇宙 生命のきらめきの先端館山第三中学校


習志野台第二小学校校歌「青空」

作詞:宗左近/作曲:三善晃

1.リンゴの芯がはじけるよ はじけるよ きらめいて
  朝だ ともだち地球の光の滴がふきだして
  まぶしいロケット噴射だよ
  発進地 ここは習志野台 タンタン 第二小学校 
  用意! 用意!
  シュウ シュウ シュウ シュウ シュウシュウシュウシュウ シュウ
  悲しみさえも 悲しみさえも
  星となるはるかな雲の向こうまで

2.西瓜の種が飛び出るよ 飛び出るよ かがやいて
  昼だ どもだち地球の希望の瞳がつながって
  うれしい世界旅行だよ
  始発駅 ここは習志野台 タンタン 第二小学校
  出発! 出発!
  ロォン ロォン ロォン ロォン ロォンロォンロォンロォン ロォン
  苦しみなんか 苦しみなんか
  突き抜けて見えない愛のむこうまで

3.生命のしぶきがはねてるよ はねてるよ 火をふいて
  未来だ ともだち地球のみんなの祈りが打ち上げて
  すてきな宇宙旅行だよ
  ふるさと ここは習志野台 タンタン 第二小学校
  進行! 進行!
  ゴォォ ゴォォ ゴォォ ゴォォ ゴォォゴォォゴォォゴォォ ゴォォ

  虹の花まで見上げてる
  美しい夢の 美しい夢の 
  むこうまで むこうまで むこうまで

トップページには「ユニークな校歌を近日公開します」とあるがまだらしい。早くするんだ。

東京電機大学中学高等学校校歌「風よ光よ」

作詞 宗左近  作曲 中田喜直

いつまでも 若いんだから ぼくたち 恋をする はるかなものへ
噴きあがる 緑の 風(風) きみ 挫折の昼が どんなにみじめでも
ごらんよ 疼きの中から虹が きらめいてくる
青春って苦しんでいる希望だから 空しくなんかあるものか
崩れても つぶれても 電子の愛は踊るのだ
タントンタターンタントンタン
さあ、逆さに巻き上げよう 生命の雪崩れを 宇宙の果ての むこうの奥へ


百歳までも 若いんだから ぼくたち 夢を見る 見えないものに
噴きあがる 緑の光(光) きみ 絶望の夜が どんなにみじめでも
信じよう 涙の中から銀河が またたいてくる
青春って怒っている理想だから つまらなくなんかあるものか
こわれても ふまれても 陽子の祈りは歌うのだ
ルンランルラーンルンランルン
さあ、未来を切りひらこう 生命の稲妻で 時間の果ての むこうの奥へ


ああ、きみ ぼく ともだち
みんなの中で みんなの外で
風、電子の愛が踊るから 光、陽子の祈りが歌うから
ぼくたち恋をする はるかなものへ ぼくたち夢を見る 見えないものに
いつまでも 百歳までも
タントンタターンタントンタン ルンランルラーンルンランルン
ルンラン、ルンラーン

↑生徒が「歌ふのが恥づかしい」といふことで今は別の校歌だとか。勿体無いことを。
ダウソしたmp3を聞いたら割と良さげな感じ。「良いもの」がわからないやうでは立派なマ・クベの副官にはなれんぞ君ら。

「幻花」

  青空のままに夜になる 夜のままに青空になる

  運河のなかで燃えていた女の髪が
  融ける太陽となって流れだすとき

  女の裸身のなかに月がのぼってくる
  水門は透明に閉じていて

  笛となって鳴りだす万華鏡の
  内部の廊下の藤いろの灯りの果てに

  折りたたまれてゆく三面鏡のなかへ
  ほどけてゆく青空の夜の

  水門は透明に遠く閉じていて
  乾いた虹は乾いたまま濡れていて

  地球は鰭(ひれ)で息づいてまどろんでいる


「旅」

  肉体がくねる  くねることによって
  鏡の海のしずくをはらいおとす
  月のひかりのしたの  潮のひいた渚の
  一本のやわらかい海草となる
  肉体がくねる  くねることによって
  肉体の奥のこだまをときはなつ
  皮膚の裏側の夜空の青い
  こだまはふるえる星となってまたたく
  遠い音楽が近い楽器によって鳴らされる
  肉体がくねる  明るい闇 暗い明るさのなかで
  その場に立ったままの  旅がはじまる
  なにものかの餌食(えじき)として熟するための

館山讃歌「さらに彼方を」

作詞:宗左近/作曲:三善晃

曙 地球が見ているのは 何でだろう  湧きでる音楽 館山
いま まぶしい希望の岬  光の鳥が飛びたつ
立ちあがって きみとぼく  さあ未来に瞳を 瞳に未来を
おお水平線よ 太平洋よ  地球が見ているのは 何だろう

真昼 青空が見ているのは何だろう
咲き出る花びら 館山 館山
いま 新しい日本の港  命の虹が船出する
顔上げて 私とあなた  さあ世界に願いを 願いに世界を
おお雲の峯よ 飛行機雲よ  青空が見ているのは 何だろう

夜 銀河が見ているのは何だろう
吹き上がる水晶 館山 館山
もう美しい夢の灯台  命の魚が泳ぎ出る
頬寄せて みんなとみんな  さあ宇宙に愛を 愛に宇宙を
おお大星雲よ 億万光年よ  銀河が見ているのは 何だろう


館山 今まぶしい希望の岬
館山 今新しい日本の港館山
いま館山  さあ館山  もう館山
美しい夢の灯台
館山 今まぶしい希望の岬 
館山 今新しい港
日本の新しい 美しい夢の館山
館山  館山  館山  館山


福島県立橘高等学校校歌 「夢の光 光の夢」

作詞 宗 左近  作曲 三善 晃

曙 瞳 瞳 曙
 ここ 故郷 福島
 愛の宇宙 宇宙の愛
 愛が宇宙を 宇宙が愛を
 どうして裏切ることがあろうか
生まれでる白い光の花 橘高等学校

青空 真昼 真昼 青空
 ここ 噴水 福島
 祈りの雲 雲の祈り
 祈りが雲を 雲が祈りを
 どうして噴きあげないことがあろうか
咲き出る未来 前衛 橘 ああ わたしたち

夕映え 瞼 瞼 夕映え
 さあ 開く 星月夜
 夢の光 光の夢
 夢が光を 光が夢を

 どうして生み出さないことがあろうか

おお 曙 青空 星月夜 わたしたち
夢の光の 光の夢の 宇宙の花

しかし何で自校の校歌を紹介するのにJASRACの許諾が必要なんだ。利権ゴロめ。
ちなみに球場で校歌が流れたこともあるらしい。

校歌「いのち」

1 おはようさん あら カタツムリ
  るん るん る るん るん
  おはようさん カタツムリ
  宇宙人なのね 光にまみれて
  うれしいな うれしいな
  いらっしゃい カタツムリ
  ここは 上鷺宮小学校 上鷺宮小学校
  露のおいしさ 教えてね
  露のおいしさ 教えてね

2 こんにちは まあ ミズスマシ
  すい すい すいすい
  こんにちは ミズスマシ
  美容師さんなのね 鏡をみがいて
  たのしいな たのしいな
  遊ぼうよ ミズスマシ
  ここは 上鷺宮小学校 上鷺宮小学校
  水の明るさ ちょうだいね
  水の明るさ ちょうだいね

3 こんばんは やあ テントムシ
  てん てん て てんてん
  こんばんは テントムシ
  エンジニアさんなのね 太陽をはこんで
  すてきだな すてきだな
  学ぼうよ テントムシ
  ここは 上鷺宮小学校 上鷺宮小学校
  夢のあかりを ともしてね
  夢のあかりを ともしてね

4 あら まあ やあ ねえ 生徒くん
  らん らん ら らんらん
  あら まあ やあ 生徒くん
  お友達なのよ 大空見あげて
  しあわせね しあわせね
  歌おうよ みんなして
  ここは 上鷺宮小学校 上鷺宮小学校
  虹の噴水 あげようね
  虹の噴水 あげようね

有難うWebArchive。


そして過去スレから。
http://piza2.2ch.net/mona/kako/969/969541793.html

幕張西高校校歌「透明に」

1.見つめようよ 友だち 苦しみからだって
  涙という名の宝石がうまれる
  若い命は 魔法だから
  幕張西高等学校
  花ひらいてくる虹と虹
  きみの わたしの 瞳のなかの大空
  ああ 宇宙船はゆく
  透明に 宇宙船は愛のむこうまで

2.悲しまないで 友だち 裏切りからだって
  明日という名のオーロラが生まれる
  若い力は 奇跡だから
  幕張西高等学校
  湧きあがってくる雲と雲
  きみの ぼくの 願いのなかの未来
  ああ 宇宙船はゆく
  透明に 宇宙船は夢のむこうまで

3.信じようよ いつの日も 絶望からだって
  傷口という名の朝焼けが生まれる
  若い地球は 神秘だから
  幕張西高等学校
  噴きあがってくる音楽と音楽
  僕たちの 私たちの みんなの祈りのなかの天体
  ああ 美しい宇宙船はゆく
  透明に 宇宙船は宇宙のむこうまで

なぜmp3ファイルも保管してくれてゐないのかWebArchive。
最初に紹介したスレでこんなのが。
http://web.archive.org/web/20010804104001/byakuran.hypermart.net/daimei.html
歌詞も保管しておいてくれよWebArchive。と思つたら開けるのもあつた。

市川西高等学校「宇宙」

作詞:宗左近/作曲:三善晃


1.空はなんのために青いのか
  呼びかけてくる 朝のそよ風
  あけようよ 眞っ白いノート
  ここは湧きでる泉のふるさと
  ぼくたち
  わたしたち
  裏切りはしない
  自分自身を
  どんなに願いが崩れても
  遠い夢は必らず花をひらく
  空はなんのために青いのか

2.虹はなんのために咲きでるのか
  呼びかけてくる 晝の太陽
  めくろうよ 爽やかな楽譜
  ここは市川西高等学校
  ぼくたち
  わたしたち
  裏切りはしない
  愛の明るさを
  どんなに嵐が狂っても
  ひろい地球は必ず晴れてゆく
  虹はなんのために咲きでるのか

3.人はなんのために生きるのか
  問いかけてくる夜の銀河
  祈ろうよ 新しい明日
  ここは噴きでる生命のふるさと
  ぼくたち
  わたしたち
  裏切りはしない
  光の未来を
  どんなに闇が深くても
  大きい宇宙は必らず美しい
  ああ人はなんのために生きるのか


立川第八中学校校歌

作詞:宗左近/作曲:三善晃


1.ねえ ごらん
  朝の空には童話があるよ
  光の魚がはねている
  可愛い泡をはいている
  教室の屋根つきぬけて透明に
  川だってここでは立っている
  楽しい願いの噴きあげる
  宇宙船の基地なんだ
  ぼくたちの
  わたしたちの
  歌の雲が湧き出てきらめいて
  立川 立川第八中学校

2.ほら 聴いて
  昼の風には祈りがあるよ
  光の小鳥が羽染めて
  緑にゆれて歌ってる
  机の小舟泳がせてさわやかに
  川だってここでは立っている
  すてきな愛の噴きあげる
  宇宙船の基地なんだ
  ぼくたちの
  わたしたちの
  青い花が開いて輝いて
  立川 立川第八中学校

3.さあ みんな
  朝の夢には虹が咲くよ
  光の瞳が眩いて
  銀河の飛沫に濡れている
  校舎の影を浮かべて澄みきって
  川だってここでは立っている
  美しい心の噴きあげる
  宇宙船の基地なんだ
  ぼくたちの
  わたしたちの
  未来の星がのぼってまたたいて
  立川 立川第八中学校


縄文連祷

作詞:宗左近


  いま ゆらめいている
  宇宙の琥珀
  夕映えの奥に
  天使の涙よりもきらめいて
  すいこまれてゆく死者たち
  縄文の若者たち
  この世の果てのむこうの焔の赤さを
  誰よりも初めて見たために 曙を貫いて
  燃えあがらなければなかった友だち
  この世の闇のなかにあの世の夕焼けの火を
  何よりも早く点けたために
  真昼に焼かれなければならなかった透明の青春
  わたしたちの瞳のなかから出ていって
  どこまでも明るんでゆく光たち ああ
  
  さようなら
  きみたち 愛 夜の裏への 流れ星
  さようなら
  きみたち 夢 時間の外への 流れ星

  もう 凝えている
  宇宙の瑪瑙
  夕映えの奥に
  天使の涙よりも青ざめて
  死んで死なないでいる死者たち
  消えた縄文の消えない若者たち
  この世の始まりの向こうの生命の赤さを
  誰よりも初めて抱いたために
  血を噴いて 爆けねばならなかった友だち
  この世の闇のなかに前の世の銀河の灯りを
  何よりも早く点けたために
  夜から凍らされなければならなかった氷柱の青春
  わたしたちの瞳にまたたきを刻んだまま
  どこまでも光っていく光たち ああ
  
  さようなら
  友だち 悲しみ 永遠の外への 渡り鳥
  さようなら
  友だち 祈り 大空の奥への 渡り鳥
  おお
  きみたちが去っていったあと必ず
  夕映えぐるみ 地球は廃墟となる
  おお
  きみたちに残されたままきっと
  闇ぐるみ わたしたち化石となる
  それでも 友だち
  いつまでも わたしたちの若者たち
  廃墟は廃墟として生きてゆくから
  化石は化石として生きてゆくから
  廃墟の上に虹がたち
  化石の上に虹がたち
  ああ きみたちの落とした未来の種子の花
  わたしたちの瞳の底の記憶の花
  咲かないだろうか 輝かないだろうか
  
  さようならからも さようならして 流れ星
  さようならからも さようならして 渡り鳥
  ああ いま ゆらめいている 宇宙の琥珀
  咲かないだろうか 使者の花 それでも
  ああ もう 凝えてくる 宇宙の瑪瑙
  輝かないだろうか 縄文の花 いつまでも
  
  心から わたしたち 願う
  明日の宇宙の黒い眠りのなかででも
  おお おお おお

ああ、著作権的に駄目駄目つぽいんでクレームあつたら消す。といふわけで保管するなら早めにメモ帳にでもコピペしておいてくれ。
それとも、ひとつひとつに評をつければ大丈夫なのだらうか?

まだあつたらしい。(6/25追記)

キーワード「宗左近」で見に行つたid:deadman2氏のところでさらに何曲か回収できた。有難や有難や。
http://web.archive.org/web/20021016033340/http://byakuran.hypermart.net/daimei.html
こちらのアドレスからだと『平塚市立みずほ小学校校歌「未来の未来の」』が回収でき、『初芝富田林中・高等学校校歌「夢のむこうに」』が加はつてゐる。


平塚市立みずほ小学校校歌「未来の未来の」

作詞:宗左近/作曲:三善晃


1.おはよう 大きなおめめの目高くん
  スーイ ススイ
  水のなかの星なんだね
  泳ゴウヨ ミズホノ子
  青い瞳 きらきらきらきら
  大空ヨリモットムコウニ
  夢のシャンデリヤ
  涙ダッテ虹ニナル
  きっときらめいているんだね
  ソウダヨ ススイ オトモダチ

2.こんにちは 大きなおめめのトンボくん
  スーイ ススイ
  風のなかの星なんだね
  飛ボウヨ ミズホノ子
  黒い瞳 きらきらきらきら
  太陽ヨリモットムコウニ
  希望のオーケストラ
  悲シミダッテ楽器ニナル
  きっと鳴りひびいているんだね
  ソウダヨ ススイ オトモダチ

3.素晴らしいよ 大きなおめめのみずほの子
  ルーン ルルン
  光のなかの光だね
  撥ケデヨウヨ ミンナミナ
  輝く瞳 きらきらきらきら
  宇宙ヨリモットムコウニ
  未来の未来の朝焼け
  苦シミダッテ花ニナル
  きっと燃えあがっているんだね
  ソウダヨ ルルン オトモダチ


初芝富田林中・高等学校校歌「夢のむこうに」

作詞:宗左近/作曲:三善晃


1. 見あげよう ほら 見あげよう ほら
  空のむこうに空が ほら 空がある
  ここは新しい 泉のふるさと
  こぼれる涙のなかからも
  すずしい歌はたちのぼる
  ぼくたち わたしたち みんな みんな 日本人の異星人
  いつだって いつだって きらめく世界をつくる
  いつだって
  見あげよう ほら 見あげよう ほら
  どうして 虹に ならないだろう
  この若い光のいのち

2. 感じよう さあ 感じよう さあ
  明日のむこうに明日が さあ 明日が ある
  初芝富田林中学校 高等学校
  こわれる愛のなかからも
  明るい風はふきあがる
  ぼくたち わたしたち みんな みんな 日本人の未来人
  いつだって いつだって きらめく希望にみちる
  いつだって
  感じよう さあ 感じよう さあ
  どうして 花に ならないだろう
  この若い光のいのり

3. 信じよう ああ 信じよう ああ
  夢のむこうに夢が ああ 夢が ある
  ここは美しい 宝石のふるさと
  くずれる願いのなかからも
  赤いコロナはあふれでる
  ぼくたち わたしたち みんな みんな 地球人の宇宙人
  どこまでも どこまでも きらめく天体をひらく
  どこまでも
  信じよう ああ 信じよう ああ
  どうして 炎にならないだろう
  この若い光のひとみ
  ああ 夢のむこうに 夢がある

学校のサイトを見る限りでは進学校らしい。中高一貫校だから当然か。

千葉県大多喜町立西畑小学校校歌「夢の畑」


みんな来て 魚の形した光がプールで 泳いでいるよ 
見えるよね 虹の子が 水しぶきたてている 
いのちの瞳 きらめいて
夢の畑の ぼくたちはわたしたちは 不思議な宝石なんだよ
空の青さに吸いあげられる
ああ 大多喜 西畑小学校



みんなほら 小鳥の形した希望が廊下を 走っているよ 
わかるよね 竹の子が 産声をあげている
未来の瞳 はにかんで
夢の畑の ぼくたちはわたしたちは やさしい宝石なんだよ 
花の赤さに染めあげられる
ああ 大多喜 西畑小学校


みんな見て 天使の形したこころが階段を 登っていくよ
信じるよね 風の子が 輪となって舞っている
祈りの瞳 燃えたって
夢の畑の ぼくたちはわたしたちは まぶしい宝石なんだよ
明日の高さにくるめきのぼる
ああ 大多喜 西畑小学校

あと「船橋ひかり幼稚園」の園歌も宗先生作詞らしい。誰か歌詞おくれ。