(-@∀@)が靖国に取材拒否されたさうな。
本社取材、靖国神社が拒否 地図掲載巡り
http://www.asahi.com/national/update/0815/TKY200608150390.html
さてここでグーグル先生に聞いてみよう。
指摘の趣旨については真摯(しんし)に受け止め、今後とも慎重な報道をしていく旨を伝えた。
google:秋山耿太郎 曽我ひとみ
('A`) コメントする気にもなれんね
何でかうも居丈高なのかさつぱりわからないが、日本国憲法で保障されてゐるのは「集会、結社および言論、出版その他一切の表現の自由」である。朝日はこのことをいつてゐるのだらうか。それが神聖不可侵で無制限に行使できるといひたげなのがいかにも朝日だが。
〈朝日新聞広報部の話〉
地図への抗議と取材申請への対応は全く別問題である。報道の自由に抵触する遺憾な行為と言わざるを得ない。取材規制の速やかな解除を求める。
さて、この記事には見当たらないが産経朝刊によると靖国神社は「プライバシーや身辺警護の立場から行き過ぎた報道」として謝罪を求めたといふ。「プライバシー」をどう考へるかによつて今回の靖国の対応への評価が分かれるのではなからうか。
「プライバシー」を、「自分には人に知られたくないことがある」と解釈するいささか古めかしい考へ方*1からは、靖国は取材をされると都合が悪いことがあつたと考へるだらう。
一方「プライバシー」を、「自己に係る情報を制御する権利」と解釈する比較的「新しい」*2考へ方からは、今回の靖国の行為は是認されるだらう。朝日が靖国から見て不快な情報を垂れ流すことは経験上容易に予想可能であるから、取材拒否は合理的な判断だからだ。
本件についてのはてブ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.asahi.com/national/update/0815/TKY200608150390.html
論評は避けておく。
かつて上坂冬子や櫻井よしこが左翼*3勢力に講演の機会を潰されたとき、私は何かを期待した。失望とともに歳月が流れ、図書館司書が職責に背いて自らの思想と相容れない本を処分したときも、懲りない私は何かを期待した。その後上野千鶴子の公開講座だか何かが都に潰されたときは、私は何も期待しなかつた。柳美里サイン会事件? 君は何をいつてゐるんだ。
日本にヴォルテールはゐない*4。全てははいはいポジショントークポジショントーク、さういふことなのだらう。
気付くのが我ながら遅過ぎるが、まだ気付いてない人のためにここに記す。