苛政は虎よりも…

先日行はれた北朝鮮の「核実験」について。
これは北朝鮮が「平和的に」韓国を併呑する戦略の一過程だよと防衛研究所の人が分析し、

核実験実施は、日本のターニングポイントになる

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20061010/111322/


「実は失敗だつたんぢやね?」と米国の専門家が疑問を挟み、

核反応、不完全な「早期爆発」だった?失敗説が浮上

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20061010i104.htm


在野の兵学者はあれはフェイクだ、自由のために「立てよ国民!」と叫び、

政治はタイミングがすべて。ここで「ポストNPT」声明できないなら…

http://sorceress.raindrop.jp/blog/2006/10/#a000727


















そして中共はといふと。

中国政府とは、どうしてこんなに知能犯なのだろうか

http://column.chbox.jp/home/kiri/archives/blog/main/2006/10/10_175502.html
…何でも中朝国境地帯に絶滅危惧種の虎を「放し飼ひ」にするつもりらしい。


かつて「2000年問題」が話題になつたときに、2000年を迎へる瞬間には航空会社の社長は飛行中の航空機に搭乗してゐることを義務付けたといふ話を福田和也「大先生」の本*1で読んだ記憶がある。確かに頭がいいし、独創的かつ実用的なんだが、何とも感想を述べがたいことをする国ではある。
とりあへず「苛政は虎よりも猛し」といふ古人の言葉が事実かどうかの検証はできるといふことなのだらう。儒学の研究者たちはさぞ喜ばしからうて。

*1:『人でなし稼業』だつたか?