傘を忘れるなとかどうでもいいアナウンスはするのにそちらはしないといふならつまりさういふことだ(←長過ぎ)

黄金週間の中日だがカレンダー通りに出勤。埼京線は普段より空いてはゐるが快適な状態には程遠い。

けふの車内アナウンスは普段のよりは随分とましであつた。女性専用車両には男は乗るなと明確に述べたからだ。他の車両に女は乗るなとまで踏み込めば文句はないのだが、サラリーマンに勇気を期待するのは残忍な振る舞ひではなからうかと最近考へるやうになつた。結論はまだ出てゐないが。
ところで今朝のアナウンスでは女性専用車両を男性客が利用するのはご遠慮頂きたいと述べるだけで、障碍者であれば男性でも女性専用車両を利用できる旨のアナウンスは一切なかつた。つまるところ男性障碍者が当該車両を利用するのを建前はどうあれ望んでゐないといふことなのだらう。もしかしたら通勤ラッシュとなる時間帯の利用自体望んでゐないのかもしれない。
差別主義者としては共感を覚えなくもないが、公共交通機関の取るべき態度としてそれはどうなのだらう。