帰郷。

越後湯沢からはくたか号で富山に。自由席が満席のため指定席車両のデッキでひたすら立ち続ける。それはいいのだが、車掌が私の横を通り抜ける際に扉のスイッチを入れて行つた。おかげで列車が揺れて私のシャツの裾がドアのパネルに軽く触れる度開いて鬱陶しいことこの上ない。勝手にスイッチを切り替へるほど私はイイ性格をしてゐないのでひたすら不愉快な時を過ごす羽目に。
糞つたれが。