リアル大津博子ktkr。

４時過ぎに仙台着。以前来たときに比べてさらに様変はりした街並みを眺めつつホテルまで歩く。部屋に入り電池の切れた携帯を充電しながら休憩。６時になりガンダム００を視聴。今のところまだ切るほどではない。６時半前にホテルを予約してくれたＴ氏から集合時には若干遅れるとのメールが。了解と返信。ニュースを少し眺めた後集合場所に行かうとしたそのときに再びＴ氏から着信。今どこにゐるのかとの質問。言葉をやり取りしてゐるうちに集合時間と飲み会の開始時間を間違へて記憶してゐたことに気付き慌てて集合場所であるホテルのロビーに急ぐ。
ロビーに着いた。当然ながら私以外の面子は全員集合してをり平謝り。私の到着で全員揃つたので今回の会場、「AKITA　DINING　なまはげ仙台店」に向かふ。エレベーターで店のある階まで行き、レジで前述のＴ氏と共に今回の幹事役をつとめるＮ氏が名前を出して席の案内を求めるが何だか様子がをかしい。どうやら店が予約時間を一時間遅く記録してをり、そのため現在席が空いてゐないとのこと。仕方がないので予約をキャンセルし別の店で飲むことにする。店員がＮ氏に人数分の割引券を渡してゐたのはかういふことを書かない口止め料代りだらうかと思ひつつ私が貰つたわけではないし具体的に書かないことを求められたわけでもないので上で遠慮なく店名を晒しておいた。社会における人間の交際におけるルールは明示的であるべきで「空気読め」とか「暗黙の了解」とかは可能な限り排斥されるべきではなからうか。分かり易くいふと「コミュニケーション能力」がどうとか喋々する阿呆は今すぐ氏ね、さういふことだ。
外に出てＮ氏が別の店に電話をかけてゐる。行きつけの店は満席だが支店が空いてゐるやうなのでそちらに向かふ。「魚がし」といふ店に着いた。チェーン店ではないごく普通の居酒屋で、どうにも「支店」といふものには見えない。席に着きまづは生ビールで乾杯。私の一杯目がビールであることに軽く驚かれる。いや流石に十年近く社会人やると多少は周囲に合はせるやうになるから。雑談しつつ会食。カキやホヤの塩辛等、海産物中心だつたが牛タン等のメニューもあるので適当に食ひ散らかす。しかしホヤはやはり仙台で食べるべきだ、就職後東京で食べたホヤはひどいものだつた、とか話してゐると、横浜の某地銀にお勤めのＴ氏が名刺をくれた。何と「課長補佐」と書いてある。友が皆、我より偉く見ゆる日よと内心で呟きつつ酒を呷る。いや「見える」んぢやなくて実際さうか。一通り飲み食ひした後、ここでさらに時間を潰すか河岸を変へるか相談。河岸を変へることになり精算して店を出る。
次の店「GUINESS」。先ほどとは一転してオサレ感漂ふ店。席に着き再び飲み食ひ。N氏が何やらメールをしてゐるやうだがロシアンピザ（１ピースのみ激辛）でいきなり「当たり」を引いた私はそれどころではない。水を持つて来てくれる筈のウェイトレスは中々こないどころかどうやら忘れてゐた模様で実に不愉快だがやはりそれどころではない。ひりつく舌をなだめてゐると見知らぬ女性が来てN氏と会話してゐる。何でもN氏の彼女ださうな。ほうほうこれは隅に置けませんな、どうぞどうぞと遠慮してみせる女性の意思を全く無視して席に着かせる我々。どこからどうみても酔つ払いのオッサンである。
で、その彼女、名前を忘れたのでＮ嬢としておくが、彼女のトークは大変に興味深かつた。話してゐる間にN嬢はN氏の彼女でなく、「Ｎ君に彼女を作る会」の会長であることが判明し、Ｎ氏の人徳に感銘を受ける。当然出た、「何故自分が彼女にならない？」といふ質問に対しては「人妻だから」といふ回答が返つてきた。

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　　(　ﾟ∀ﾟ)彡　人妻！人妻！
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　 　し ⌒Ｊ

で、N嬢曰く、N氏に何人か女性を紹介したが、その度に「俺にはレベルが高すぎる」とか何とか言つて成立しないと。ああそれは実にやかましいですね、後できつく言ひ聞かせますからと宥めつつ話を聞くが最初に紹介したといふ女性が凄い。何でも「かうすれば男は喜ぶらしい」と、初デートのときに（関係者の要請により削除）で出かけて相手にドン引きされたとか、「男は女が（関係者の要請により削除）だと喜ぶらしい」と聞いて（関係者の要請により削除）を永久脱毛しようとしたはいいが一部は出来ないと言はれて泣く泣く（関係者の要請により削除）したらしいとか。知らんがな。
といふわけで本エントリのタイトルなわけだがわからんひとはこれを読め。

恋人の条件 (ジェッツコミックス)

人の期待に応へることを喜びとする、そんな女性が一人でも存在するといふことは喜ぶべきことですね、うん(オチが思ひつかなかつたので投げやり)。