さて。

本棚等家財の処理も終了し、押し入れの奥で取り出せなかつた衣装ケースの集荷を依頼する。ヤマト運輸が来るまでの間、処理業者がやつてくれなかつた流しの掃除を黙々とやる。マジックリンはその名前に相応しい働きを示し、スチールウールで磨いた流しは来たときと同じくらいには「汚く」なつた。
残しておいたタオルで流しの泡を拭き取り、別のタオルで床を拭く。私の基準ではここまで業者がやるべきと思ふがどうか。私の手取り給与ほぼ一ヶ月分したんだし。
新居にこの手で持つて行く雑品をショルダーバッグに詰めたあと、流石に疲れて横になる。まだ部屋の中にゴミ袋が山とある*1が、ここはこんなに広かつたのだと何故か寂寥感に近い感慨を抱く。

*1:つまり来週ゴミを捨てるため「だけ」にここに来なければならない。