本日の調達品。

昨日購入したブラック・ラグーンだが、三巻を入手できなかつたためけふは新宿に行く。ついでに博多天神新宿御苑店を探すも見つからず。諦めて紀伊國屋書店フォレストに。1〜4巻全巻平積みで置いてある。
昨日の労力を思ひ少なからず凹んだ。

ブラック・ラグーン (3) (サンデーGXコミックス)

…………
あんちゃん、
俺はな。

人民総決起、
世界同時革命、
そういうもんに
全部を懸けて、
日本を
出てきたのさ。

意志と目的が
ありゃ、
負けとは
言えねえよ。

学生運動崩れでアラブに流れたテロリストの言。
目的を達成できなきや「負け」だらうよ。テルアビブ空港でユダヤ人を大量虐殺しようと鉄砲ぶつ放してプエルトリコの巡礼団(いふまでもなく非ユダヤ人)を虐殺した手合ひにもいへるが、目的は手段を正当化などしない。結果が全てを正当化するのだ。だから結果を出せなかつた以上何をどうしようがそこに「正義」はない。

忘れてた!!

リバプールに
行かなきゃ――ッ。

ジミ・
ヘンドリックスが
俺を呼んでるッ！

クリンゴン
星人を
倒してくれと!!

待ってろ
すぐ行くぜ！

ぴッ、

ピカード
かんちょおォ
オオォォうッ。

こちらは薬中のアイルランド人の叫び。リバプールにクリンゴン星人やらピカード艦長がゐるのかはスタートレックに疎い私にはわからないが、自己正当化に忙しい革命家崩れよりは好感が持てることは確か。
宗教は阿片かも知れないし、その喩へに持ち出された阿片を始めとするドラッグは体に悪い。だが独り善がりのイデオロギーは奉じてゐる輩の頭に悪い。いや頭が悪いから奉じてゐるのか。