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福田和也と“魔の思想”―日本呪詛(ポスト・モダン)のテロル文藝
- 作者: 中川八洋
- 出版社/メーカー: 清流出版
- 発売日: 2005/09/01
- メディア: 単行本
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中川先生が801的発想に毒された(つд`)
和也がアナーキストの幸徳秋水や大杉栄を憧憬したり、あるいは「平成の雑種アナーキスト」宮崎哲弥に対して、ゲイのように「オレは宮崎さんが好きでしょうがない」(注8)とか、眼をそむけたくなるほどの体型の哲弥に「イキがよくって、姿がよくって、芸があってスルドイ」(注9)と、愛の告白をしたりエールを送ったりするのも、アナーキズムのイデオロギーを共有する同志だからである。
確かに一時期の宮崎氏の風貌は「王子びんびん物語」*1に出てきた「ヤクザムウミン」を彷彿とさせるものがあつたが、そこまでいふことはないだらうに。