本日の調達品。

福田和也と“魔の思想”―日本呪詛(ポスト・モダン)のテロル文藝

福田和也と“魔の思想”―日本呪詛(ポスト・モダン)のテロル文藝

相変はらず中川節が炸裂してゐるのは実に結構なのだが。結構なのだが。

 和也がアナーキスト幸徳秋水大杉栄を憧憬したり、あるいは「平成の雑種アナーキスト宮崎哲弥に対して、ゲイのように「オレは宮崎さんが好きでしょうがない」(注8)とか、眼をそむけたくなるほどの体型の哲弥に「イキがよくって、姿がよくって、芸があってスルドイ」(注9)と、愛の告白をしたりエールを送ったりするのも、アナーキズムイデオロギーを共有する同志だからである。
中川先生が801的発想に毒された(つд`)
確かに一時期の宮崎氏の風貌は「王子びんびん物語」*1に出てきた「ヤクザムウミン」を彷彿とさせるものがあつたが、そこまでいふことはないだらうに。

*1:かつてMSXでさういふRPGがあつた。若い人は知らんだらうが。