…勇者だ。

麻生外相が公明党議員の会合で天皇陛下靖国参拝を実現させるべきと宣つたらしい。オフレコや身内相手のときだけ勇ましいことをいふ連中とは一味違ふな。実に男前だ。
まづは読売。

天皇陛下靖国参拝なさるのが一番」…麻生外相

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060128i213.htm


 そのうえで、「参拝できなくなったのは、(三木首相が1975年に私人を強調して参拝したことに伴う)公人、私人の話だ。解決の答えはいくつか出てくる」と語った。
次に朝日。

天皇靖国参拝、麻生外相「検討を」

http://www.asahi.com/politics/update/0129/002.html


 天皇靖国参拝は75年11月の昭和天皇が最後。同神社には、78年にA級戦犯が合祀(ごうし)されている。外相の発言は、こうした経緯を踏まえ、天皇が参拝できる方策を検討すべきだとの考えを示したとみられる。
記事を見る限り、意外にも朝日は天皇陛下靖国参拝が途絶えた理由をA級戦犯の合祀とはしてゐないやうに思はれる。少し見直した。「陛下」と敬称をつけない時点でマイナス評価自体は覆らないが。
読売は誰が余計な種を蒔いたか括弧書きで補足してゐるのはいいがA級戦犯の合祀問題に踏み込んでゐないのが難か。
にしてもかういふ記事書くんなら未亡人の三木睦子にインタビューすればいいのにな。ちなみに三木睦子とはこんな人。
google:三木睦子 北朝鮮
旦那の方も推して知るべし。