葬儀。

真言宗何とか派の副住職による有難い読経。母の実家が真言宗だと初めて知る。浄土真宗ぢやなかつたのか。
ところで読経する経文なんだが、耳で聞いて意味分からないから有難く思へるが、これは確か仏教の哲学なり世界観なりを語るものではなかつたらうか。
さうするとだ。客観的に見ると死者の前でデリダだのラカンだのの小難しい哲学を語つてゐるやうなもので、そんなもんで死者が有難がるのだらうか。嫌がらせにしか思へないが。
なんてことを罰当たりの甥は考へてゐたわけで。
会葬後の精進落としでは、自動車を運転してきた男性陣の分も飲めといふことでひたすら酒飲んでた。いいのかこれで。